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  • あなたが日本へ旅行するときに「福岡」を訪れるべき99の理由

    東京、大阪、京都。
    せっかく日本に行くのならぜひ訪れたい都市はいくつもあります。
    でもちょっと待って。
    「福岡」を忘れていませんか。
    どの旅行サイトにも載っている有名スポットを訪れるのもいいですが、ちょっとだけ足を伸ばしてまだみんなに知られていない秘められた日本の魅力を探しに行きませんか。

    • 1.本場の「とんこつラーメン」は福岡で!
    • 2.屋台文化で、夜の街で地元の味を堪能。
    • 3.大濠公園で、都会のオアシスを体験。
    • 4.福岡タワーから見る夜景は圧巻!
    • 5.海の中道海浜公園で、四季折々の花を楽しむ。
    • 6.太宰府天満宮で、学問の神様にお参り。
    • 7.梅ヶ枝餅、太宰府名物の甘いおやつ。
    • 8.博多の祭り「博多どんたく」は圧巻。
    • 9.「博多祇園山笠」、熱気あふれる夏の祭り。
    • 10.新鮮な玄界灘の海鮮が食べられる港町。
    • 11.天神で、福岡のショッピング天国を体験。
    • 12.キャナルシティ博多の噴水ショーで癒される。
    • 13.柳川の川下りで、昔ながらの風景を堪能。
    • 14.福岡の「明太子」、辛いけど癖になる!
    • 15.那珂川沿いで、のんびり散歩デート。
    • 16.ふく料理、本場の豪華ふぐを味わう。
    • 17.福岡アジア美術館でアジアのアートに触れる。
    • 18.ショッピング好きにはたまらない博多駅。
    • 19.博多駅の駅弁で、ご当地グルメを気軽に。
    • 20.福岡城跡で歴史を感じるひととき。
    • 21.福岡の郷土料理「ごまさば」を食べてみて。
    • 22.自然と調和した筥崎宮で厳かな時間を。
    • 23.博多の焼き鳥は、福岡人のソウルフード。
    • 24.福岡市動物園で子供も大人も大興奮。
    • 25.福岡空港は街のすぐそば、アクセス抜群。
    • 26.お土産に博多織、伝統の美しい織物。
    • 27.福岡のうどん、柔らかい麺が特徴!
    • 28.薬院で、隠れ家的なカフェを発見。
    • 29.福津の「宮地嶽神社」、光の道が神秘的。
    • 30.マリンワールドで、海の生物に会える。
    • 31.九州国立博物館で歴史と文化を学ぶ。
    • 32.福岡のクラフトビール、地ビールも豊富。
    • 33.糸島のビーチで夕日を見ながらリラックス。
    • 34.博多の豚骨ラーメンは、クセになる美味しさ。
    • 35.季節限定の「牡蠣小屋」で新鮮な牡蠣を満喫。
    • 36.「うなぎのせいろ蒸し」、柳川の絶品グルメ。
    • 37.福岡発祥の「もつ鍋」で温まる。
    • 38.市内の神社で運気アップ!
    • 39.ベイサイドプレイスで海風を感じるひととき。
    • 40.カルチャーシティ北九州の最新アートスポット。
    • 41.糸島のカフェでオシャレなランチ。
    • 42.博多駅のイルミネーションで冬を感じる。
    • 43.筑前煮、福岡伝統の家庭料理。
    • 44.能古島でコスモスやひまわり畑を散策。
    • 45.小戸公園で家族や友達とピクニック。
    • 46.「焼酎」、福岡ならではの味わい。
    • 47.やまやの明太子工場見学が面白い。
    • 48.「福岡タワー恋人の聖地」で写真を撮ろう!
    • 49.うきは市の果樹園でフルーツ狩り。
    • 50.イカの活き造り、新鮮な刺身は絶品。
    • 51.舞鶴公園で桜の季節に花見が楽しめる。
    • 52.築上町で九州ならではの米焼酎体験。
    • 53.門司港レトロ、昔の雰囲気が漂う港町。
    • 54.フェリーで唐津までショートクルーズ。
    • 55.福岡のクラブシーン、夜遊びスポット多数。
    • 56.原鶴温泉でゆったり癒しの時間。
    • 57.鳥栖プレミアムアウトレットでショッピング三昧。
    • 58.糸島の陶器市で素敵なお土産を探そう。
    • 59.福岡空港、着いてすぐに福岡の街中。
    • 60.焼き鳥の町、久留米で美味を堪能。
    • 61.グリーングリーンでリラックス。
    • 62.福岡アートカフェで、地元作家の作品も。
    • 63.海の中道のビーチでバーベキューも。
    • 64.福岡の「水炊き」、あっさり美味しい鍋料理。
    • 65.博多の伝統がここに「はかた伝統工芸館」で異国土産を購入!
    • 66.イチゴ狩り、甘い博多あまおうを堪能。
    • 67.博多はラーメンだけじゃない、うどんも絶品。
    • 68.柳川の「川下り」ゆったり水の上を進む。
    • 69.笑顔が魅力的な福岡の人たち。
    • 70.筑後の焼き鳥は香ばしい炭火の香り。
    • 71.若松の夕焼けが美しいサンセットスポット。
    • 72.博多駅前のイルミネーションが冬を彩る。
    • 73.福岡の郷土料理「ごぼう天うどん」。
    • 74.イベントの多い天神、街がいつも賑やか。
    • 75.福岡で大人気のパン屋巡り。
    • 76.筑後川花火大会、九州一の花火祭り。
    • 77.伊都菜彩で新鮮な地元野菜をゲット。
    • 78.博多湾のクルージング、夜景が美しい。
    • 79.小倉城で歴史と伝統を感じる。
    • 80.二日市温泉、福岡からすぐに行ける温泉地。
    • 81.糸島のオーシャンビューカフェでゆったり。
    • 82.博多祇園山笠の力士像と写真撮影。
    • 83.魚市場で新鮮な刺身をテイクアウト。
    • 84.太宰府の梅の香り、春の訪れを感じる。
    • 85.博多中洲で夜遅くまで楽しめる。
    • 86.福岡の「うなぎせいろ蒸し」、特製ダレが美味。
    • 87.遠賀川でカヌー、自然の中でリフレッシュ。
    • 88.門司港でレトロなフォトジェニックなスポット。
    • 89.おしゃれな雑貨店が多い薬院エリア。
    • 90.アウトドア好きには糸島のキャンプ場も。
    • 91.太宰府遊園地でお休みを楽しむ。
    • 92.うきはの棚田でのんびり田舎風景。
    • 93.築城基地で航空ショーを見よう。
    • 94.東長寺の木造大仏を見上げる迫力。
    • 95.福岡の「シンボル」に会う。
    • 96.バスツアーで、福岡の見どころを一気に回る。
    • 97.博多の「マスカルポーネ明太子」、洋風の味変。
    • 98.筑後の焼酎ツアーで地元の酒文化に触れる。
    • 99.福岡のクラフトビールと、日本酒の飲み比べ。
  • ラヴ イズ ノイズ(Love Is Noise/The Verve /2008)

    ラヴ イズ ノイズ(Love Is Noise/The Verve /2008)

    愛とは一体、何であろうか?
    古代から現代まで、そしておそらく続いていく未来においても人はそう問い続けていくのだろう。
    愛はすべて(love is all)なのか、愛は盲目(love is blind)なのか、愛は現金(love is cash)なのか、はたまた愛は死んだ(love is dead)のか、愛は終わった(love is over)だけなのか 。

    さまざまな主張や警句が愛について何かを言っている中で、ヴァーヴのヴォーカルであるリチャード・アシュクロフトは久しぶりに出したシングルでこういった。

    愛はノイズ(love is noise)で、愛は痛み(love is pain)で、愛は俺が再び口ずさみ始めたブルース(Love is these blues that I’m singing again)だ。

    いかにもリチャードらしいmadな感じがたまらない。
    そして伝説のアンセム、 BittersweetSymphonyを作り出したバンドにふさわしい復帰曲といえる。なにしろあの元oasisのノエル・ギャラガー(兄)がverveのシングルの中で一番の名曲だと断言していたくらいだから。

    もしあなたが愛についてなにかを語りたいなら語る前の最後にこの曲を聴いて欲しい。
    そしてこの曲を聴いてもまだ何か愛について語れるとするならば、それは愛について語る価値のある何かになっていると思う。
    きっと。

  • 99プロブレムズ(99 Problems/Jay-Z/2004)

    99プロブレムズ(99 Problems/Jay-Z/2004)

    一般的に男はいったん家の外に出ると99人の敵がいる。
    …あれ?10人だっけ。それとも3人だっけ?
    といったところで99プロブレムズです。
    俺、99個も問題抱えているけどその中に女関係は1個もないぜ。
    という 元デフ・ジャムの社長の高らかな宣言です。
    かつて日本には「われに七難八苦を与えたまえ」と言った山中鹿之助という勇将なのか無謀の将なのか判別がしがたい侍がいたのですが、軽く見積もってもその6倍です。
    多すぎだろうよ、と突っ込みたいのですが世のもてない男子としては、女問題がひとつもないのかよ、とこっちを突っ込みたくなります。
    それはさておき相変わらず流れるようなリリックとド派手な効果音はさすが。
    何度も何度も繰り返されるサビのフレーズに思わず自分も口ずさんでしまいます。

    俺、99個も問題抱えているけど、そん中に女関係は1個もないぜ。

    いや、それはないか…。

  • バック ダウン サウス(Back Down South/Kings of Leon/2010)

    バック ダウン サウス(Back Down South/Kings of Leon/2010)

    カントリーがrockできるなら、演歌もrockできるのだろうか。
    なんて気障ったらしい入り方だけどこの曲はほんとうにカントリーでロックしている。
    もともとサザンロックなどでもバンジョーなどのアメリカ南部独特の楽器を取り入れるだけでなく、カントリーの心、というか魂のようなものをロックの文脈に置き換えて歌っていた(と個人的には思っているけどもし大きく間違っていたらごめんなさい)と思うけど、この曲ではカントリーとロックが分かちがたくひとつの大きな河となって流れている。
    最初のギターソロを聞いたときから、それは現れる。落ちていく夕日を受けて黄金色に輝く南部の草原風景。緑の木はなくほとんどすすき野のような乾いたかれた風景がそれでも美しく輝いている。「すべての美しい馬」や「大草原の小さな家」のオープニングみたいな光景だ。
    それにしてもカレブ・フォロウィルの声は透き通っていてそれでいて深く遠くへ広がっていく強さがある。この声を聴くとなぜか「風とライオン」という映画のラストシーンが思い浮かぶ。
    と書いてみて気づいたらライオンが共通だった。もしかしてそこがこの二つの時代も場所も離れたものを僕の頭の中で繋いでいたのかもしれない、と思い出した。
    たぶん、違うと思うけど。
    もしよければ夕焼けがきれいな季節、しかも紅でなく黄金色に染まる季節、11月の終わりがいいと個人的には思っている、に野外で風を受けながら聴いてほしい。
    風とギターとカレブの声とどこまでも続く世界。
    それはその一瞬しかない美しさだけど、確かにその一瞬にはある世界の美しさなのだから。

  • カム・アズ・ユー・アー (Come as You Are/Nirvana/1991)

    ニルヴァーナといえば圧倒的な代表曲、スメルズ・ライク・ティーン・スピリット “Smells Like Teen Spirit”が即頭に浮かぶ、そういう人が多いと思う。
    導入部の印象的なギターリフにHello、Hello、Hello、How Law? のアイロニカル・シュガーたっぷりなサビ、洋楽を聴かない人でもこの1曲は知っている人が多い。
    でも今回紹介するのはそのもっとも有名なRock Anthemではない。
    その曲のアルバム順で言うと1曲後の曲、comes as you are。
    このタイトルを訳そうとするときにいつも言葉に迷う。
    そのままで来いよ、では誰にという部分が弱い気がするし、そのままの君で来いよ。とすると何か気障というか妙な色が入っているような感じになる。
    そのままの君でおいで、なんかにするとこれはもう最悪だ。
    いつものままで来いよ、というのもいいような気もするがすこしだけ冗長な感じもある。
    いまのお前のままで来いよ、というのも捨てがたいが口に出して言うとなにかが違って聞こえる。
    結局のところ原題をカタカナ読みにして、カム・アズ・ユー・アーとしてその音の響きで納得するのが一番いいのじゃないかと、いまのところは思っている。
    それにしてもこの曲、ヴォーカルであるカート・コヴァーン(レッチリのカリフォルニカーション/californicationでのアンソニーの発音に忠実だとコヴェイン)が自身のアイコン化とヒット曲の一人歩きを激しく憎みながら死んでいったことから考えると、この歌の響きは皮肉でもある。
    純粋であるがゆえに極端に虚飾を排し、成功の後にやってくる以前とは変わってしまったものに対して柔らかくNOを突きつける。
    人間はみな変わり行く生き物で、昔のままで来いというのはある意味無理なこと、そういうことで暗に拒絶をしているというのは言い過ぎだろうか?
    後半のサビでは、銃は持ってないから、というのがしきりに繰り返される。どうしてそんなことを言う必要があるのだろうか。
    きっと言う必要があったんだろう。
    昔のままで来いと言いつつ来ない事をほんとうは望んでいるカート・コヴェインには。

  • アンダー・ザ・ブリッジ(Under the Bridge/Red Hot Chili Peppers/1991)

    もしあなたがどこかでこのバンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、通称レッチリの名前を聞いて、ちょっとだけ興味をもって試しに3分ぐらいだったら耳を貸してもいいかなと思ったら。
    そう思ったなら、 とりあえずこの曲のPVをyoutubeかなんかで再生してみてください。

    ほら、聴こえてきたでしょう。どこか物悲しく、それでいて虹色を思わせる音色を持つギターソロが。そしてそのまま一人の男の独白が始まります。その男が囁く様に寂しさとある街への愛を2度繰り返し語ったところで一区切り。あらためて大きなネジを巻きなおすようにベースが入ってきて、それとともにドラムも静かに鼓動を打ち始めます。 終盤まではずっとこの調子。最後のパートに入って一気にコーラスも入り盛り上がっていきます。
    この盛り上がりまでがちょうど3分。でもおそらくここまでを聴いていただけたのなら残りの1分30秒もそのまま聴いていただけるのではないかと思います。

    レッチリといえばとにかく凄いスピードで暴れまくって飛び回って、汚い言葉が機関銃のように撒き散らされる、そういうイメージもあったでしょうが(まあ特にキャリア初期ではあながち間違いでもないような気もしますが) 、この曲はまったくそれらとかけ離れたところにある、スローで悲しみに満ちたファンクバラードといったところです。
    ファンクといったところは、歌詞がやっぱりちょっと普通でないから。タイトルのアンダーザブリッジ、橋の下で何をしているのか。歌のなかでは『血を抜いた』なんて表現されてますが、ようは一発キメてたんですね。

    それでまた複雑なことにこの歌詞をヴォーカルのアンソニー・キーディスが書いてたときは実は彼はシラフ=ドラッグを止めていた時期。つまり周りのみんなは曲作りの合間にドラッグやっているのに自分はやっていない時期なんですね。
    とくにそれまでバンドの中でのドラッグ依存№1だったのに急にドラッグ止めて『ドラッグをやるなんて格好悪いぜ、ケッ』なんて言ってたもんで、バンド仲間からも煙たがられ孤立状態に陥ってたようです。それでその疎外感と悲しみをこの歌詞の中にありったけ叩き込んでうさを晴らしていた、というのが本音のよう。

    そんな裏事情を知ってても知らなくても、何度か聴けばその強いリリシズムにどっぷりと浸かってしまうのがこの曲の凄さ。
    あなたがもしも現実になにかに、誰かに、彼らに彼女らに疎外され傷ついているとしたらこの曲を一度誰もいない安心なところで聴いてみるといいでしょう。
    どんな時でも裏切らずあなたの傍に寄り添ってくれるcompanion=仲間はいる、すくなくともこの歌はそういう人たちの為の歌、戦友になれる歌です。

  • ボヘミアン・ラプソディ(Bohemian Rhapsody/Queen/1975)

    日本で言う“物語の祖”が「竹取物語」なら世界のミュージックビデオ、いわゆるPVの祖と言えるものがこのボヘミアン・ラプソディです。

    それだけでなくそれまでのrockの常識を超えた長さ(ほぼ6分!)であり、その他に例をみない構成でも有名な曲です。
    でもそんな日本初めて凄い自慢みたいな形容詞はとっぱらってとにかく、聴いてよし、観てよし、歌ってよし、そしてヘッドバックしてよしの4拍子そろった無敵のエンターテイメントソングです。

    序盤の託宣風のアカペラ から始まり、本サビを歌いだしたと思ったら1フレーズ目のいきなりの独白。
    『ママ、俺、人殺しちゃったよ』
    お前、ほんとに殺っちゃったのかよ!と突っ込む間もなく止めの次の第2フレーズ。
    『奴の頭に銃を突きつけて、引き金引いちゃったよ』
    ほんとに殺っちゃってるよ!ていうかそんなことお前母親に言うなよ!!といってる間に第3フレーズ。
    『ママ、人生始まったばっかなのに全部台無しにしちゃったよ』
    そりゃそうだろ!と突っ込み続けるのも疲れるのでここまで。あとだいぶ意訳なのでその点はご勘弁ください。
    とにかくこの後ひとしきり嘆いたあと、お待ちかねのロックパートで爆発。
    そしてまた最後は諦念の彼方に消えていくというそれはもうカタルシス満開の展開なのです。

    90年代のコメディー界を凄い勢いで荒らしまわっていたマイク・マイヤーズの出世作「ウェインズ・ワールド」 でもこの曲のカタルシスが見事に表されています。
    友達と車に乗るマイク・マイヤーズ。おもむろに取り出されるボヘミアン・ラプソディのカセットテープ。カセットは車のデッキに吸い込まれ、合唱、そしてサビでのヘッドバッキング。これとまったく同じ経験をした人も多いのではないでしょうか。
    そういう私もやりました、はい。
    もっともその時はカセットでなく既にCDでしたが。

    いま時代はさらに飛び越えてDVDかipod(さらにこの時からだいぶん時間を経た”今”やデータ配信が当たり前に!)になっていますけどね、いやはや。
    とにかく この曲を一番よく聴く方法のひとつであることは間違いありません。
    もしよければあなたも晴れた天気の日か、夜空がきれいな星の日か、車に乗ってスイッチを入れてみませんか。そして思いっきり歌い、ヘッドバッキングしこの歌のよさを思う存分味わってください、ハンドルを持っていない場合は。